「相続の“分からない”を整理するセミナー」を行いました【10月3日付】

セミナー 相続

名古屋市中区(錦、丸の内)の司法書士 丹羽一樹です。

明日は司法書士試験の口述試験ですね。
たまたまですが、私が前回、相続セミナーについての記事をアップした日は、ちょうど司法書士試験の筆記試験当日でした。
それから約3か月が経ち、先日は筆記試験の合格発表もありましたが、合格された皆様、本当におめでとうございます🎊


私自身、長い受験生活を経験しましたので、この時期のことは今でもよく覚えています。
筆記試験の日から合格発表までの3か月間、私にとっては正直かなり辛い期間でした。
基準点突破後、「受かってるかも」「いや、ちょっと点数足りないかも」をずっと交互に考える期間だったので。
(私は、この期間を4回体験することになりました。)

筆記試験に合格された方にとって、明日は何も心配ないと思いますし、もはや、筆記試験の合格を実感するイベントの最初の一つかもしれませんね。

さて、少し前になりますが、今回も相続をテーマとしたセミナーを担当させていただきました。
セミナーにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

セミナーは、私自身にとっても勉強になります

今回も、テーマは前回と同様で、相続手続の全体像や遺言、相続登記などについてお話ししました。

同じテーマについてお話しさせていただいても、実際に皆様の前で説明してみると、毎回新しい気付きがあります。
「ここはもう少し基本から説明した方が分かりやすいのではないか」
「この部分は、具体例があった方が伝わりやすいのではないか」
「そもそも、司法書士が相続についてどのような場面でお手伝いできるのかも、知っていただいた方がよいのではないか」
(特に3つ目は、ずっと司法書士をやっていると盲点になりがちです)
こうしたことは、レジュメを作っているだけではなかなか気付きません。

皆様の反応を見たり、ご質問やご意見をいただいたりすることで、「どうすればもっと分かりやすく伝えられるだろう」と考える機会になっています。

全部を覚える必要はないと思っています

前回の記事でも書きましたが、私は、相続セミナーの目的は「たくさんの知識を覚えて帰っていただくこと」ではないと思っています。
相続には、かなり細かなルールがたくさんあります。
それを一度のセミナーですべて理解することは難しいですし、そもそも、すべてを覚えておく必要もないと思います。

それよりも大切なのは、「これは一度よく確認した方がいいことかもしれない」と、大切な場面で立ち止まれること。
そして、「分からないときには相談できる人がいる」と知っていただくこと。
そうしたきっかけを持ち帰っていただければ、セミナーを開催する意味があるのではないかと思っています。

「伝えること」も司法書士の仕事

司法書士というと、不動産の名義変更など、登記手続きをする人というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
もちろん、それは司法書士の大切な仕事です。

一方で、実際の相続では、「そもそも何から始めればいいのか分からない」という段階でご相談をいただくこともあります。
そのようなときに、状況を一緒に整理し、必要な手続や考えるべきことをお伝えすることも、司法書士の役割の一つだと私は考えています。

今回も、皆様からいただいたご質問やご意見を通じて、私自身、多くのことを考える機会となりました。
今後も、より分かりやすく、安心してご相談いただけるような情報提供を心がけていきたいと思います。

ご参加いただいた皆様、改めてありがとうございました。

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